(by ぎゃーさん) ライプツィヒでのお話です。
中心街にとても近い、大通りからちょっと入ったところにあるホテルだったのですが、コンサートホールや市庁舎、ショッピングモールあたりへは歩いて5分ほどと見て、夜、歩いて食事に出かけました。
行きは全然問題なく、レストランも見つけて食事も済ませたのですが、問題は帰りです。
すぐ近くのはずなのに、たくさんある細い裏道のどれが正しいのか、分からない。地図を見ながら、入っていったけれど、どうも違ったらしい。地図を見て現在位置を確認すると、どうやらこの先の細い道をいけば、着きそうだ・・・。
ところが、その道は、進めば進むほど真っ暗になっていき、最後の200メートルくらいは廃屋の間を通るという、完全に暗やみの道。でも、ずいぶん前方を歩いている人がいるから、通り抜けは出来るらしい。とにかく怖くて必死で走り抜けました。
明るいところに出た、とほっとしたところで、パン、パン!!と乾いた音が二回!びっくりしてあたりを見回したけれど、ひとっこひとりいません。ふっと音のしたほうを見ると、アパートらしき建物の明かりのついた窓際に、部屋の中へ向かう人物が・・・。
ふっとわれにかえってぞっとしました。
いまのって、どう考えても、よくテレビのドキュメントやアメリカのニュースで見る、銃声じゃなかったか?
しかも、ひとっこひとりいない。陰になっている裏通りから音がしたのか?いや、上の方からしたような気がする・・・まさか、さっきの窓辺の人物が誰かに向かって(私たち?)発砲したのでは・・・。
結局、たどり着いたのはホテルの裏側で、さらに暗い道をぐるっとまわって正面玄関まで行きました。本当に怖かった。
部屋についてほっとしたら、連れの友人が「あれって銃声だったよね・・・?」と言い出し、やっぱり私の思い違いじゃなかった!と確信しました。
ライプツィヒのルネッサンスホテルには気をつけて下さい。
(ちゃおちゃお的感想)
これは、恐すぎます!まるでサスペンス・ドラマのようではありませんか。
一体全体、誰が、誰に向かって、何をしたのでしょうか。まさか本当にぎゃーさんたちが狙われていたのでしょうか。それにしても何故?
このような事態はもはや予測不可能なので、どうするもこうするもなく、とにかく安全な場所に一刻も早く逃げるしかないでしょう。
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