
ユーゴには建設中の聖サヴァ大聖堂なるものがありまして、それは完成すると
世界最大の正教寺院になるそうです。何万人もの人が入ることができるのだそうで。
で、中に入ってみたら工事中・・・なのはいいのですが、外観はそれなりなのに、中は
なあんにも手をつけてない感じでがらんどうでした。
ただ、聖サヴァのイコンは飾って
あったので、魂は入っているということでしょうか。このあと、モザイクやフレスコで
飾って、イコノスタシスもおかないとならないのに、あと数年でできるのだろうか?
と、要らぬ心配をしてしまいます。経済的に大変な国だけに・・・。
Hram Sv. Save といいます。
教会を表す言葉はcrkva と hram
があるのですが、どうやって区別するのかは分かりません。SV.
というのは、「sveti=聖人」のことで、英語のSt.と同じですね。
その隣にちいさな教会があったので、中に入ってみました。(名前は忘れた・・・)
狭い中にぎっしり色鮮やかに描かれた壁画に圧倒されました。よく覚えていないのですが、
ラピスラズリの鮮やかな背景色と羽根のついた異形の天使のような聖ヨハネの姿が印象に
残ってます。「キリストの冥府降下」の場面もあったような・・・。
聖母子のイコンの前をじっと見つめ、キスをして祈る若い男性の姿に、正教を信仰して
いない身としては、なんだかその場にいるのがはばかられる気分になりました・・・。
(ちゃおちゃお的感想)
正教については、全く知識のないちゃおちゃおですが、広い視野を持つためには是非ともカトリックとの違いなど、基本的なところはお勉強しなければいけないと痛感しています。
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