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海外旅行にはつきもの?のチップのお話

その1 (by 稲穂さん)

 イタリアに行く前は「イタリアにはチップの習慣はないので、チップは不要です。」と言われたか、何かの本で読んだかなんですが、そんなことはぜ〜んぜんなかったです。
 ちゃんと枕銭を置くように添乗員には言われ、食事の後にはチップを置くように言われましたもん。
一体どっちがホントなのかしら?って思ってました。


その2 (by レイさん)

 枕銭一度もおきませんでした…。どこの国でも。いけなかったのでしょーか?一泊3000〜8000円程度のホテルだったし、よくわからないから、おかなかったのですが…。
 レストランとかでは適当におきました。


その3 (by オルカさん)

 チップって、たしかに面倒ですよね。
 でも、イタリアは基本的にはチップ不要じゃなかったでしたっけ?
 ツアーだとチップ置けと言われますが、団体客を受け入れるホテルで定着した習慣、というか日本人が勝手に作り上げた習慣なのか?ではないでしょうか。
 個人旅行の時は置いたり置かなかったりでした。
 部屋の備品、たとえばボディーシャンプーが足りなかったりしたら一切置かなかったし、置いたとしても毎日置くことはしなかったです。ほとんどの土地で1週間前後の滞在だったので、出発の朝に「Grazie」とメモを添えて少し置くという感じ。
 私はひとり旅だったのでレストランには入らず、せいぜいピッツェリア止まりだったのですが、チップは入らないと言われたし、タクシーも端数を切り上げて払うようにしていましたが、フィレンツェで乗ったときは12200リラだったんです。で、13?と聞いたら12でいいと言われました。200くらいおまけだよって。
 Barで見てても、チップを置く人もあれば置かない人もいる。
 要はほんとに気持ちの問題なんですね。だから余計難しいのだけれど。


その4 (by milaneseのプレママさん)

 イタリアに1年ちょっと住んでいて、イタリア人を見ているとレストランではチップを置いていないイタリア人が結構います。サービス代が含まれているときは私達も置かないですし。お店によっては伝票を置いていくときに、サービス代は入っていないと断っていくところもありますけど。(暗に要求している!)
 よく、レストランでは合計金額の1割程度なんて言いますが、食事をした人数が多い場合は合計金額も100万リラなんていうこともあって、その1割のチップというのは多すぎるので、半端を切り上げにしてチップにします。
 帰りのタクシーを呼んでもらったり何かをしてもらったときには、ちょっとあげるようにはします。

 ホテルの枕チップで思うのですが、イタリアでは基本的にいらないと思います。
 どうしてツアコンの方は必ず置くようにとおっしゃるのでしょうか?
 それに、もし置くのであればチェックアウトの時に置くよりは、連泊する最初の日に置いた方がその後のサービスが良くなると思いますよ。
 ただし、イタリアのホテルは日本のホテルのように備品が完璧でないことも多く、シャンプーが3つ置いてあると思ったらコンディショナーが1つしかなかったり、バスマットを置き忘れていたりといろいろあるので、そういう場合は持ってきてもらうのはもちろん、我が家ではチップはあげてません。

 目くじらたてることはないのですが、気が弱くて財布の紐がゆるい日本人と思われることが多く、支払いに関してはイタリア人からはだめもとで言ってみようとふっかけられることもあるので、あまり神経質にはならず気分がよかったらちょっと多めに出してもいいかな?くらいに思っていたらいいのではないでしょうか?


(ちゃおちゃお的感想)

 確かにツアーでは置けと言われます。でもいわゆる「枕銭」はたまたまそのときに手持ちの小紙幣などがなかったら置きませんでした。長逗留したホテルでは私も出発の朝に”Grazie”というメモを添えてちょっと多めに置いてきました。
 レストランではサービス料込みの値段の所もあるので、メニューをしっかりチェックすることが大切です。その手のフィレンツェでの私の失敗談は「旅のメモ」もご覧ください。
 ホテルの枕銭で思い出した話題が1つ。
 ツアーで2泊したヴェネツィアの5ツ星のホテルで、チェックアウトの朝、最後に忘れ物がないかどうか部屋のドアを開けっ放しで確認していたときのことです。
 「あ、そうだ、枕銭」と思い出してお財布からチップを出してベッドの脇に置こうとしていたその瞬間に、廊下を通りかかったお掃除おばさんがひょいと部屋を覗き、私の手に握られている紙幣を見て瞬時に満面の笑みを浮かべつつ”Grazie! Grazie!”と言いながら部屋に入ってきて持っていってしまいました。
 そのときはお掃除のおばさんに直接渡したんだ、としか思っていませんでしたが、よくよく考えてみると、本当にそのおばさんが私の部屋の担当だったかどうかなどわかったものじゃありませんよね。
 ということで、オルカさんのおっしゃるように、要は本当に気持ちの問題です。だから難しいのですね。
 

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