オーニッサンティ教会


 
この教会は結局行きませんでした。しかしここを皆様が訪れることがあったら、絶対に見逃してはならないと思うものがあります。

それはボッティチェリの「書斎の聖アウグスティヌス」とギルランダイオの「書斎の聖ヒエロニムス」です。ちゃおちゃおは、これらの絵を昔、上野の国立西洋美術館でのルネサンス美術展で見たことがあるのです。どちらもラテン教会の四大博士です。
特にアウグスティヌスの絵はちゃおちゃお大推薦!!!是非見てくださいね。

さて資料によるとこの教会はフランチェスコ会のもので、13世紀に建てられましたが、17、18世紀に大改修をうけていて昔の面影はほとんどないそうです。メディチ家、ヴェスプッチ家の保護を受けていたそうです。(ヴェスプッチ家というのはアメリゴ・ヴェスプッチの実家です。)「聖アウグスティヌス」の絵にもヴェスプッチ家の紋章が描かれています。

「春」「ビーナス誕生」を描いたボッティチェリの墓もここにあります。またサンマルコ美術館にあるのととてもよく似たギルランダイオの「最後の晩餐」があるのもこの教会です。